What's banana paper? バナナペーパーとは?
バナナペーパー!!
名前を聞いただけで楽しくて、美味しそうだと思いませんか?
2011年から、私たちは野生のシマウマ・キリン・ゾウが自由に歩くアフリカ南部の国・ザンビアの村で、女性たちと一緒にバナナペーパーづくりを始めました! 豊かな生物多様性がある地域 − サウス・ルアングア(South Luangwa)国立公園付近 − にあるオーガニックバナナ畑から、一本の木も切らずに、質の良い紙を提供します!
日本ではまず、「バナナ名刺」、「印刷用紙」、「ハガキ」、「シール」を提供しています。

One Planet Caféザンビアのメンバー。
生物多様性を守り、貧困を減らすバナナペーパー
現在、バナナは世界の約125ヶ国で栽培されています。バナナを収穫するとき、新しい果実が育つために、古い茎(枝)を切らなければなりません。切った茎はすぐに再生し(約3ヶ月間〜8ヶ月間)、新しいバナナが育ちます。この茎で紙が作れるのです。もし、ゴミとして捨てられているバナナの茎を紙にすれば、世界中の紙がバナナでまかなえるという試算もあります。もう紙のために木を切る必要がないと言われています。
One Planet Caféは、アフリカ南部のザンビアのオーガニックバナナ畑からの茎を使って、紙を作ります。茎を切り、乾かし、梱包するのは国立公園の近くに住み、貧困問題に関わる村の女性たちです。
ザンビアでのオーガニックバナナ畑や紙になる茎。

ザンビアのオーガニックバナナ畑
前回(2010年)のザンビア滞在の際、One Planet Caféザンビアの共同代表であるBillyと、国立公園近くのバナナ畑を訪問。畑のオーナーに「バナナから紙ができる」と伝えると、オーナーはとても驚きました。
これまでは食べるためだけだったバナナが、このエコビジネスがうまく進むと、バナナ畑のオーナーから、ペーペー作りに関わるOne Planet Caféの女性たち、そして村の人たちにも新しい仕事を生み出します。貧困問題の解決や野生動物の保護にもつながり、利点は山ほどあります。しかも、One Planet Caféのポリシーである「楽しさ」にもつながるエコビジネスです。
ザンビアのバナナ畑で。
実際は、例えば日本での大きな会社一社がバナナ名刺に変えることだけで、一つのアフリカの村を支えることができる、という事実があります。
ザンビアのバナナ畑で。
早速、日本でバナナペーパーから名刺を作っている丸吉日新堂印刷株式会社の社長・阿部さんに相談したところ、「ぜひやりましょう!」という積極的な返事。そしてこの新しいエコビジネスを2011年に スタートしました!
バナナペーパーとサステナビリティ
バナナペーパーは、通常の「木の紙」と比べ、たくさんの利点があります。
- 貧困を減らす
- 環境循環
- 再生が早い(木の成長は10〜30年バナナの茎は1年以内)
- 森を守る(木を切らなくてよい)
- 絶滅危惧種をふくむ生物多様性を守る
- 水不足や砂漠化を防ぐ
- 省エネ、節水(木を使った紙と比べ、約半分の工程でできる)
- オーガニック(バナナペーパーの原料には化学物質が不要)
ザンビアの村からの写真。バナナ名刺は、貧困問題や水問題(砂漠化や水不足)の解決にもつながります。木を残せば、木が水を蓄え、村の井戸水の量もより安定します。
バナナペーパーは木の紙より強い!?
バナナの茎の繊維は、紙の原料となる「パルプ」を作るのに適しています。紙の最も大事な「材料」の一つは繊維(ファイバー)。普通の木からできた紙の繊維は約1ミリ。バナナペーパーの繊維は何と1メートルほど。だから、バナナペーパーは火や水に強く、質がとても良いのです。
